自分が現実逃避として絵描いていると思われていたとしたら否定したい
　現実逃避として絵を使っていた時代は確かにある
　でも今はそんなものはもう通り越してる

　何のために生きて何のために死ぬのか
　それを何年も苦しんで考え続けて
　どこにも逃げ場のない軟禁生活したことあるか？
　生き様発言行動全て否定される自己分析をしたことあんのか？
　それで何年も何年も時間を費やしている横で
　周りに支えられて自己実現に成功している同世代を見たことは？
　現実と向き合わなければいけないって
　まともに歩けないのに向き合うどころじゃねえし
　できたらやってるんだよ そんな馬鹿じゃない
　夢って何　それは周りがいてくれるからだろうが
　殻に閉じこもってだとか、知らねえし
　今はそうじゃなければ生きていけない
　最初から「よくいる人間」であればよかった

　安全なとこに居る奴はこんなのエンタメで終わり　
　自分はこんな人生じゃなくて良かったって安心して笑えればいい　
　そういう物だから
　この世界観もどうせ たかが作り物としてすぐ忘れるんだろうけど
　こんな地獄の中でも良いって思えるものがあるんだよ
　醜くてもそれを忘れたくないから
　せめて綺麗な形に装飾して残してる
　ただそれだけ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　最初に作った世界観の骨喰の４人は　かつては
　目を閉じたらこうであれば良いなっていう空想の夢だった
　今は ここにあれば前を見れる 見させてくれる希望としての夢